松戸市の小児科 つるこどもクリニック|乳幼児健診 予防接種

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便秘症

便秘とは、便の回数が少ないか、出にくいことをいいます。

排便が週に1,2回だったり、出すときに痛みや出血があったりすれば便秘と言って良いでしょう。便秘が続いて治療が必要な状態を便秘症といいます。

便が腸の中にとどまっていると、水分が吸収されてだんだん硬くなります。

硬い便を出す時には肛門がとても痛みますので、排便を我慢したり、肛門をしめながらいきんだりするようになります。するとますます便が腸の中に長くとどまって固くなるという悪循環になります。

そんな状態が長く続いていると、腸の中に便がたまっている状態になれてしまって、便をしたいと感じる力が弱くなり、とても治りにくくなってしまいます。

反対に、快適に排便できる状態を続けていると、多くの場合はだんだん便秘症が良くなってきます。

便秘の原因

便秘症のほとんどは、体質的なもので「機能性便秘症(きのうせいべんぴしょう)」と呼ばれます。

まれには、腸や肛門、ホルモンや神経の病気のためにおこる便秘症もあります。

生まれて間もなくはじまった便秘や、強い腹痛、吐く、体重が増えないなどの症状を伴った場合や、普通の治療をきちんとしてもなかなかよくならない場合は要注意です。

便秘の治療

便を硬すぎないように保ち、いつも直腸(大腸の一番下の、肛門のすぐ上の部分)を空にしておくことが大切です。

治療は生活習慣、食事、便を軟らかくしたり出したりする薬の3つです。

1)生活習慣の見直し

朝食をゆっくりとり、ゆとりをもってトイレにすわる生活が望ましいです。

朝食後に大腸の動きが一番活発になるからです。朝出ない場合も、したくなったらがまんせずにすぐトイレに行くようにするのがよいです。

2)食事の注意

腸の中の便の量が少ないと硬くなりやすいです。便の量を増やすためには食物繊維が効果的です。

芋や豆類、野菜、果物、海草などに多く含まれています。

1)2)では効果が不十分な場合があります。そのような場合は薬による治療も追加します。

3)薬による治療

便を軟らかく保つ薬や便を出しやすくする浣腸や坐薬が使用されます。

浣腸や薬はクセになるものではありません。

きちんと治療して便秘でない状態を続けていけば、浣腸は不要になり、薬も減らしてゆけることが多いです。

薬の減量の仕方や中止のタイミングについては、主治医と相談しながら決めてゆきましょう。

慢性化した便秘症では一般的な治療期間は半年から2年と言われています。長くかかりますのでじっくりと治しましょう。

つるこどもクリニックではガイドラインに沿って、排便日誌などを使いながら標準的な治療を行っています。

つるこどもクリニックのインスタグラム(2018年9月15日)にエコーで下腹部のウンチのたまり具合を確認した写真や、排便日誌の写真を載せてあります。興味のある方はご覧になってみてください。



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